オーストラリア学生ビザ申請はオーストラリア国外にいる際に申請義務 2024年7月1日から
オーストラリア政府は、学生ビザプログラムの整合性を強化することに重点を置いています。これにより、就学目的を純粋に希望する学生に確実に学生ビザを発給し、オーストラリアで資格を取得したそれら学生にオーストラリアの経済成長に貢献する機会を提供します。
豪州移民戦略発表の一環として、政府は学生ビザの申請資格の変更を発表しました。この変更により、特定の一時的ビザ保持者はオーストラリア滞在中に(オーストラリア国内から)学生ビザの申請をすることができなくなる制限が課せられます。
2024年7月1日以降、サブクラス485 Temporary Graduate、ETA・サブクラス600訪問ビザ所持者を含める訪問者、Maritime Crewビザ(海事乗組員ビザ)保持者は、オーストラリア滞在中に学生ビザを申請することができなくなります。既にオーストラリア国内で学生ビザを申請することができない既存のビザに加え、オーストラリア国内で学生ビザを申請することができなくなるビザ保持者のリストは以下の通りです:
サブクラス485(Temporary Graduate)
サブクラス600(訪問者ビザ)
サブクラス601(ETA電子渡航認証)
サブクラス602(医療)
サブクラス651(e Visitor)
サブクラス771(トランジット)
サブクラス988(Maritime Crew Visa)
サブクラス995(外交短期滞在)- メインのビザ保持者のみ(外交官の家族は除外)
サブクラス403(Temporary Work)(International Relations)-Domestic Worker(外交または領事)ストリーム
サブクラス426(Domestic Worker(Temporary)-外交または領事)
ビザのホッピングにより、オーストラリアに住む「永久に一時的な」元留学生の集団が増加しています。今回の変更は、他の措置と組み合わせることで、この抜け穴を塞ぎ、このような行為に終止符を打つことにつながります。
Subclass 485 Temporary Graduate Visa保持者は、オーストラリアを出国するか、オーストラリアの永住権取得を含め、熟練した仕事や他のビザを見つける必要があります。
就学を目的とするサブクラス600訪問ビザやETA電子渡航認証ビザ所持者は、オーストラリア国外に居る時に学生ビザを申請する必要があります。
純粋にオーストラリアでの就学を希望する学生ビザ取得希望者は、オーストラリア国外にビザ申請者が居る際に学生ビザの申請することができます。条件を満たした申請者には学生ビザが発給されます。
上記情報は移民局ホームページに掲載されております。
追加情報:
日本または第3国滞在中に学生ビザの申請をオーストラリア国外から行った学生ビザ申請(OFFSHORE STUDENT)のビザが許可されておらず、ETAまたはサブクラス600訪問ビザを使ってオーストラリアへ渡航し、オーストラリア国内で学生ビザの許可可否結果が出るのを待つことは可能です。本国キャンベラにある移民局ポリシーセクションへこの件について確認済み情報です(2024年6月25日確認情報)。