オーストラリア学生ビザ申請に必要な書類と最新審査基準

オーストラリア学生ビザ申請に必要な書類・申請書類の完全ガイド

オーストラリアへの留学を実現するためには、正確かつ十分な書類を準備し、学生ビザ（サブクラス500）の申請を行うことが不可欠です。本記事では、元オーストラリア大使館学生ビザ審査責任者の視点から、最新の審査基準とともに、申請時に必要となる書類や注意点を詳しく解説します。

1. まずは審査基準の確認から

学生ビザ申請においては、申請者の国籍と進学予定校の組み合わせによって、求められる審査基準や必要書類が異なります。

**オーストラリア内務省の「Document Checklist Tool」**を必ず利用し、自分に必要な書類を確認しましょう。

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2. 基本的な必要書類一覧

以下は、ほとんどの申請者に共通して求められる主な書類です。書類は全てカラースキャン（PDFまたはJPEG)したものが必要。

一つのカラースキャン（PDFまたはJPG)ごとに5MB未満のものでないとオーストラリア内務省（移民局）へ提出する事ができません。

下記は一般的に求められるものとなります。実際に必要となるものは申請者の国籍と通う学校により異なります。

書類名		内容・注意点
パスポート		有効期限が十分に残っているもののコピー。
戸籍謄本・出生証明書		英訳付きの認証コピー。
顔写真		指定サイズ・背景色に注意。
入学許可証（CoE）		進学予定校から発行されるConfirmation of Enrolment。全コース分必要
英語力証明		IELTS, TOEFL等の公式スコア。免除条件もあり
経済力証明		銀行残高証明、親や配偶者の収入証明など。必要金額の基準は年度や状況で変動
OSHC加入証明		オーストラリア留学生健康保険（Overseas Student Health Cover）の加入証明
学歴・職歴証明		在学中の在学証明書または最終学歴の卒業証明書・成績証明書、職歴がある場合は英文履歴書と在職証明書（退職証明書）
Genuine Student 質問への回答		2024年3月23日以降、GS要件に基づく英語での設問回答が必須（各150語以内）

3. 年齢・家族構成による追加書類

18歳未満の場合

宿泊・福祉手配証明書
両親の同意書（Form 1229）

家族帯同の場合

配偶者・子供との関係証明（結婚証明書、家族構成証明等）
同伴する子供のオーストラリア現地校入学許可証

4. その他の必要書類・状況別書類

改姓・改名歴がある場合

改名証明書（戸籍謄本等）

研究留学の場合

研究テーマ概要、履歴書

代理申請を利用する場合
- Form 956（移民代理人の届出）、Form 956A（受任者の届出）
5. 書類準備のポイントと最新注意事項

Genuine Student（GS）要件の導入
2024年3月23日以降、学生ビザ申請には「Genuine Student要件」が導入され、学習目的や帰国意思、将来計画などについて英語で設問に回答し、裏付けとなる書類も添付する必要があります
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経済力証明の厳格化
資金証明は、銀行残高証明や親・配偶者の収入証明など複数の方法で提出可能ですが、申請者の状況により必要金額や証明方法が異なります。最新基準は必ず内務省公式サイトで確認してください
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OSHC（留学生保険）について
- 原則として全ての申請者と帯同家族はOSHCへの加入が必須です。保険期間は学生ビザを使って初めてオーストラリアへ入国を希望する日から、学生としての滞在を終えオーストラリアから出国する日までカバーする必要があります。
6. よくある不備・落とし穴
7. 申請手続きの流れ
8. ビザ申請サポートのご案内

学生ビザの申請は、書類不備や要件の誤解による却下が多く、慎重な準備が不可欠です。
「プロによるビザ申請サポート」を利用することで、最新基準に基づいた書類準備や申請書作成、個別の状況に応じたアドバイスを受けることができます。
確実なビザ取得を目指すなら、専門家のサポートを！

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オーストラリア学生ビザ申請サポートサービス
まとめ
オーストラリア学生ビザ申請には、最新の審査基準を踏まえた多岐にわたる書類準備が必要です。自分の状況に合った必要書類を正確に揃え、万全の体制で申請に臨みましょう。

不安な方や初めての方は、ぜひビザ申請サポートサービスをご活用ください。